花粉の季節真っ只中ですね。花粉症の方は大丈夫でしょうか?
さて今回のお題は今内部監査業界で起きていること、です。
☑海外拠点の内部監査
☑データ分析やデジタル側面の内部監査への取り込み
☑圧倒的な内部監査を行う人材不足
コロナ禍を経て、海外渡航が自由になったこと、そしてコーポレートガバナンスコードの改訂、そして未だに解消しない海外子会社での不正事案など、海外拠点への内部監査の必要性が高まってきています。また、コロナ禍で拠点に往査できなかった間にリモートでも効果的な監査をしようということでデータ分析やデジタル的な側面を取り入れた内部監査が多くなってきました。そして、なんといっても人材不足です。内部監査部の責任者があと2年で定年退職になる、海外拠点の監査を担える人材が皆無だ、内部監査部の高齢化が進んでおり数年後に内部監査をできる人材がいない・育っていない。
このあたりのお話を頻繁に聞きます。リクルートや社内でも募集をかけるなどご苦労されている方が多いようです。前回のコラムでも書きましたが、上手く外部コンサルを利用することも一つの手です。長期的視点ではコンサルに頼りすぎてしまうことは危険ですが、まずは目先の数年間を外部コンサルを利用しつつ、人材不足の埋め合わせ、昨今の内部監査トレンドへのキャッチアップ、海外監査の基盤づくりなど、色々とサポートを受けつつ、自走していく形も見られます。
4月から新年度の方も多いかと思います。良い1年を♪