000-000-0000

アメリカ勤務時代の話・会計士編

ホーム » Column » アメリカ勤務時代の話・会計士編

2024年06月22日 | Column

 みなさん、こんにちは。

めっきり熱くなってきましたが、お元気にお過ごしでしょうか。

今回はいつものコラムと少し趣向を変えて、私代表・森が昔アメリカで働いていたころの話をします。元々監査法人で働いていたのですが、入社5年目頃でしょうか。アメリカで働けるチャンスが巡ってきました。日本生まれ・日本育ちの森ですが、監査法人に入社して以来コツコツと英会話や英語の勉強はしていました。また、監査法人においても上司がアメリカ人やドイツ人など英語を使う環境にいましたが、それは日本国内であって当然日本人相手ということでアメリカ人やドイツ人は日本人に合わせて英語を話してくれます。それでも現地アメリカでの勤務時代は打って変わって、森の英語では全く歯が立ちませんでした。巷ではTOEIC○○点などの話が出ますが、700、800点ぐらいでは話にならないわけです。900点でも仕事になりません。

森がアメリカで働いたのは2014年~2016年の2年間。日本にいた頃からハリウッド映画や洋画などの映画を観ていたのですが、そのままの生活がありました。アメリカのビジネスシーンで仕事のできない人へ”You are FIRED!!“などの有名なシーンをよく見ると思いますが、それがまさにあるわけですね。ある日、朝オフィスに行くと中間管理職の人が机の上を片付けているのです。そこは若手スタッフのデスクです。その若手スタッフはその日の朝一で役員の部屋へ行くように言われ、これは昇格か!など思い意気揚々と役員室へ。そうです、その役員室でYou are FIRED!が行われ、その中間管理職の人がその若手社員の退職に備えて机をきれいにしていたのですね。アメリカ勤務時代に何回も見た光景です。

アメリカでは2回ほど命が奪われそうになりました。アメリカは右車線で、実は右折は赤信号でもできるのですね。アメリカ国内の旅行をした際に、レンタカーでゴルフ場行くため、田舎の一本道を意気揚々と向かっていたところ、右から高齢の女性が運転する車が出てきました。右折するのでしょうね。ところが、通常は左を見て確認して右折をするのに、こちらを見ていないようです。そのまま突進する森の車とぶつかってしまいます。クラクション鳴らしてもその女性は反応せず、もうこれは終わったと、スローモーションで時が流れました。最後にこれはもう命が飛ぶと思い思い切って左へハンドルを切りましたが、運悪いのか良いのか、その女性が運転する車との衝突は避けれましたが、森が運転する車の左後ろを走っていた車とぶつかってしまいました。。その後Police(警察)を呼んでの現場検証、保険会社にも電話をして保険金の交渉など大変でした。まぁでもゴルフは少し遅れて18ホール回れました⛳

もう一つはまたしても車の運転です。森が当時住んでいたのはイリノイ州の田舎町。大都市シカゴから車で2,3時間の所です。冬はマイナス20度にもなったりする場所です。ちょうど繁忙期の冬。午前中から昼前後に大雪が降っていたのですが、午後になるとぴったり止み、急にカンカン照りになり、雪も全て溶けていました。その日の夕方、別のクライアントへ泊まり込みで行くため、仕事を切り上げ、出張先へ車を走らせました。当時怖いものなし。ハイウェイ(高速道路)で車をかっ飛ばします。順調に運転していると、何か変です。なんとハンドルが全く効かないのです。右にも左にも車線変更できません。そういう時に限って隣にハリウッドの映画で見るようなくそで買いダンプカーが並走してきました。これはもう終わったと。ダンプカーに巻き込まれたらもう終わりです。諦めハンドルを右左に捻らず、まっすぐな状態に何秒かキープしていたら、アイスバーンエリアを抜けたのか、正常に戻りました。アイスバーンの上を走った数秒間は生きた心地がしませんでした。

アメリカ勤務時代と言いながら仕事の話は全然でしたね。また次回以降でアメリカでの仕事の話もしたいと思います。

良い週末を♪